自信の作り方~自信を作るには行動あるのみ~

 

1導入

今回は「自信の作り方」を提案させて頂きます。

まずは、自信の(簡易)定義を共有しておきたいと思います。
自信がある状態=自分はやればできる と思える状態
自信がない状態=自分はやってもできない と思ってしまっている状態
このように考えています。

では、自分はやればできる と思えるようになるにはどうすればいいのでしょうか
それは「自分はやったら、できた」という自己効力感を伴う経験をすることです。

しかし、いきなり自信のない状態からある状態には辿り着けません。
私は自信がある状態に到達する前に二つの段階があると思っています。

一つ目は「最終的に自分は成功できる」という自信を持つ段階。
これから自分を改造、改善しようという強い気持ちを確立する段階です。

これを胸に秘め、勇気を持って小さな目標を立てて行動します。
(目標を小さくしたほうが良い理由は、大きすぎると達成感が得られにくく、自己効力感を抱けないからです。)

次に、その小さな目標を達成した時に得られるのが二つ目の自信です。
それは「自分はやればできるかも」という根拠の弱い自信です。

根拠が弱くても以前より自信がついているので
より積極的に行動できるようになっていると思います。
そして、さらに多くの小さな成功体験を重ねることで
その体験が一般化され、本物の自信=「自分はやればできる」という
簡単には折れない本物の自信が形成されます。

上記の過程を表しますと
0自己改善できる自信=「最終的に自分は成功できる」を持つ
1行動する
2成功体験を重ねる
3根拠弱い自信=「自分はやればできるかも」を形成する
4さらに行動する
5さらに成功体験を重ねる
6本物の自信=「自分はやればできる」を獲得する

上記の過程において、一番大切なのは行動することです。
行動しないと何も変わりません。

そこで、今回は行動を促進する考え方、モチベーションを高める考え方を
提案させて頂きます。


2モチベーションを高める方法

2-1完璧主義をやめる
「どうせやっても、自分の満足する結果は得られないから、しないでおこう」
よく、このような考えに陥ってしまいます。

しかし、やっても100は無理かもしれませんが、やらないと0です。
また、やると少しは得るものがあると思います。

そして、40や50にも価値はあります。
あなたが勝手に無いと思っているだけです。

一番高い所まで辿り着けなくても、少し進むと別の道が見えるかもしれません。
その景色があなたを変える可能性があります。

 

2当事者意識を持つ
この問題は自分が解決しないといけない
困っていても誰も助けてくれない
自分で目の前の困難を倒すんだ

これが、問題解決の当事者の意識です。
(簡単に言うと他力本願になるな)

甘えや期待を無くすことで、強制的に問題と向き合わさせることができます。

 

3自己投資をしよう
自己投資=努力をしましょう、ということです。

努力は精神的支えになります。
簡単に言うと「これだけ頑張ってきたのだから、失敗するはずがない」
と思えるようになるために努力をしましょうということです。

そうすれば、不安が軽減されて行動しやすくなります。


4イイとこだけ記録
人間は自分の短所にはよく気が付きますが、長所には気が付きにくいです。
無いものばかりに気を取られ、あることの価値を正しく評価できていません。
特に、ネガティブが強い人は、えてして自分を過大に過小評価しがちです。
これが自己評価を狂わせます。

よって、自分の頑張ったこと、自分のした良いことなど
とにかく、自画自賛できる内容だけを記録しておきましょう。
それで、定期的にそれを見てください。

そうすれば、自分はこれだけ頑張ったんだ、自分にはこれだけ良い部分があるんだ
と思い、ネガティブな自己評価を払拭でき、気持ちをポジティブに変えてくれます。
すると、積極性が上がり、行動しやすくなると思います。


まとめ
本物の自信=「自分はやればできる」を形成する為には
自己改善できる自信=「自分は最終的に成功することができる」を持って
勇気を持って行動し、成功体験を重ねることが第一歩です。

そして、その成功体験が根拠の弱い自信=「自分はやればできるかも」
という本物の自信の萌芽につながり、さらに行動を続けることで
成功体験が一般化され本物の自信=「自分はやればできる」を獲得することができます。

その為に一番大切なことは行動することです。
よって、行動を促進する考え方を提案させて頂きました。
1完璧主義をやめる=ハードルを上げすぎない
2当事者意識を持つ=他に期待しない
3自己投資をする=心の支えを作る
4イイとこだけ記録=自分のポジティブな面を見逃さない

以上、良かったら試してみて下さい。