生産性を高めたいなら黙って寝よう!

 

1導入
基本的に成果を増やす方法は二つあります。
それは作業時間を拡大することと時間当たりの作業能率を高めることです。

そして前者を選択した時に睡眠時間を削ってまで作業時間を確保していませんか?
もし、あなたそうしているのならば、今回この記事と出会ったことをきっかけに
今日からやめてください。(後者を重視するようにしてください)

睡眠不足が招くデメリットは皆さんの想像の1歩も2歩も超えていると思います。

ということで、今回は睡眠不足が招くデメリットを紹介していきます。
(今回のソースは全てエリック・パーカー著「残酷すぎる成功法則」より紹介してます)

 

2やばすぎるデメリットたち
2-1脳の回復には時間がかかる
2008年 ストックホルムで行われた研究
5時間睡眠を数日続けた人達の脳は、通常睡眠に戻して一週間経過した後でも
また100%正常な状態には回復していなかった

ということで睡眠時間が短いと脳の回復が不十分で
私達の処理能力は100%まで回復していないことになります。
つまり、睡眠不足だとすでに息が上がっている状態でマラソンするようなものです。
これでは良いタイムが出ませんよね。

皆さんは何時間ぐらい寝ていますか?
理想は(一般的に)8時間ですが、なかなか確保するのは難しいかもしれません。
では、8時間は無理ならば6時間ぐらい寝れば大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと、6時間では足りませんでした泣

2-2ペンシルバニア大学 睡眠研究者 デービッド・ディンイス氏の研究
6時間睡眠が二週間続いた被験者の脳は・・・

酩酊状態だった!

6時間-多くの人は6時間ぐらい寝れば大丈夫だろうと思いがちなんですが
これが2週間程度続くと、実は脳の活性度としては酩酊状態みたいです。

しかし、逆にいまどき8時間ばっちり睡眠時間確保できている
という人は珍しいと思います。

なので、逆転の発想です。多くの人は酩酊状態
そこであなたは毎日8時間寝て脳のポテンシャルを最大限引き出すと
あなたは一気に優秀な人材になれるかもしれません!

2-3カリフォルニア大学 マシュー・ウォーカー氏の研究
睡眠不足は疲労度や思考だけではなく、情緒面にも悪影響を及ぼす

睡眠不足が続くと脳は否定的な刺激にだけ反応しやすくなります。
正常な睡眠をとっている人に比べて、ネガティブな刺激に反応する
偏桃体の反応が60%も高まってしまう。

つまり、睡眠不足状態では、脳は嫌なことに過剰に反応してしまい
上機嫌でいることが困難になってしまうということです。

睡眠不足だと処理能力が下がることに加えて
日常の満足度まで下がってしまうみたいです。
ここまででも相当ヤバいんですが、まだあります!


2-4イギリスの研究
通常6~8時間睡眠をとっており、その後睡眠時間が減少した就労者について調査。
10年以上経って追跡調査して導き出した結論がこちら。

「睡眠時間が6~8時間を下回った被験者は、経時的に同じ睡眠時間を保った者に比べ
心臓疾患及び全ての原因による死亡率が高くなった(という確かな証拠が得られた)」

これはヤバくないですか?

全ての原因というのが病気一般の範囲かそれより広いのかは不明ですが
いずれにしても死亡率が高くなってしまう。
もうこれはおとなしく8時間寝るしかないです。

そして、最後に恋愛面でも不利になります。


2-5ソース不明:若さと美容にも影響
睡眠不足になる前後の写真を被験者に見せたところ
睡眠不足の写真は、魅力度の観点から評価が顕著に低下した

はっきり言うと、睡眠不足が続くと健康状態が良い時よりも
ブスな顔になる、ブスに見えてしまうということです。

もう本当に絶対毎日8時間寝るしかないです。


3まとめ
これからは毎日8時間寝ましょう。
下記の睡眠不足のデメリットを被ってまで起きていたいですか?

1不完全な回復による脳の働きの低下。最悪酩酊状態。
2情緒不安定。ネガティブな刺激に反応しやすくなる。
3病気による死亡率の上昇
4魅力度の低下

何度も言いますが、寝ましょう!