クレーマーと戦え!

 

1導入
あなたの身の回りに理不尽なことを言うクレーマーって
残念ながら少なからずいると思います。 

今回は理不尽なことを言ってくる人(クレーマー系限定)に対して
強気に反撃できず、何らかの不利益を被むり譲歩してしまう 
このような「過払い」の多い人に「時には戦おう」と呼びかけます!

具体的には、過払い=不要な譲歩をなくすことを目的に
対等に話す為の態度と何らかの要求をされた時の意思決定の基準
これらを2つずつ提案させて頂きます。

2対等に話す為の態度
2-1相手の話に同意も反論もしない。ただただ事実確認をする。
相手の話に同意や反論、または肯定や否定、つまり
自分の解釈を相手に伝えてはいけません。

その理由は
同意、肯定することは自分の落ち度を認めることになり
反論、否定することは火に油を注ぐことになり、より対立が深くなる
上記のように、どっちをしても自分には不都合しかないからです。

なので、絶対に自分の解釈は伝えずに、ひたすら事実の確認をして
相手の主張の正当性や責任の所在等を確認することに務めましょう。


できれば毅然とした態度でね。


2-2自分に非があることが明確になるまでは絶対に非を認めない
相手に責められた時、「申し訳ございません」と言ってしまいがちです。
しかし、簡単に謝ってはいけません。

謝ると相手の思うつぼです。こちらが非を認めると
さらに主張や要求をエスカレートさせる隙を与えてしまいます。
(簡単に言うと、つけ上がるということね。)

よって、謝るのは白黒ついてからなのですが
もし致し方ない場合は、次のような条件で謝ってください。

自分達に責任があることに対して謝るのではなく
「お前を不快にしたこと対して謝る」


このようにすると、こちらの非を認めず、相手の謝罪要求に応えることができます。



3相手の主張、要求に対する意思決定の基準
3-1仮定の要求には絶対に従わない
例えば、自分が画鋲をこぼしてしまい、一つ拾い忘れたとします。
それを後から、ある人が、これこぼしたの誰だ?
「もし」踏んで怪我したらどうするんだ?こぼした奴謝れ!
って叫んできたとします。

こういう時、謝ってしまいがちですが、私は謝らないことを推奨しています。


だって、お前ケガしてねーじゃん!

仮定の要求に従う必要はありません。なんでもありになりますから。

それが成立するのならばこちらも
「あなたの恫喝によって、精神に異常をきたし自律神経失調症になる可能性がある!
だから、その補償として100万円要求する!」なんてのも通じますからね。


仮定の要求を認めると何でもアリになってしまいます。
だから、仮定の要求に従う必要はありません。



3-2補償は損害に対する等価
基本的に補償(謝罪、金銭等)とは
損害に応じた分だけすればいいのです。
(すればいいというか、損害に応じた分だけするもの)

正当防衛や過剰防衛を考えると納得して頂きやすいと思います。
上記は相手の攻撃に応じて自分のリアクションの範囲を決めており
補償も同じで、相手の損害に基づいて補償の範囲を決定しましょう。



4まとめ
あなたがクレーマーに文句を言われた時
あなたがとるべき態度は下記です。

1自分の解釈を伝えずに事実の確認に徹すること
2相手の主張の正当性、責任の所在等が明確になるまでは謝罪しない

そして、相手の主張や要求に対しては下記の基準で対処して下さい

1仮定の要求には従わない
2損害に等しい分だけの補償をすればいい

以上の態度を実践できれば
不要な譲歩=過払いが無くなると思います。


以上、嫌われる勇気と応戦する覚悟が持って試してみて下さい。