舐められ対策 怒れ!
1導入
皆さん20年ほど生きれば、または働きだしたら3日ほどでわかると思いますが
世の中いい人ばかりではないですよね。
(いい人=双方の利益を考える人。WinWinの関係を考える人)
嫌な奴、ムカつく奴などいますよね。
その中の一部類として、人間関係をパワーゲーム的に考えている人がいます。
こういう人は人間関係を
上か下か
支配できるか従うべきか
利用できるかできないか 等の指標でしか考えていません。
そして、このタイプの人に自分が劣位であると認定されると
すなわち、舐められると利用され搾取されます。
私もこういう人間(だけじゃないけど)嫌がらせを受けたことがあります。
その対策を考えていた時、ある人に言われました。
「あんた、オラつけばいいんじゃないの?」
・・・。
案外、理論的に間違ってないかもしれない。
それをこれから説明していきます。
2狂人理論
狂人理論という言葉を知っていますか?
これは「~です」という説明の前に例を挙げます。
身長2m体重100kgの紳士的で理性的な大男と拳銃を持った3歳児
どっちの方が怖いですか?
後者だと思いませんか?
それはなぜか?後者は何をするかわからないから。
(そして、その行いが常軌を逸している=ヤバい)
ということで狂人理論とは
自他ともに大損害を被る事を恐れない、何をするかわからない非合理的な相手が
一番怖い(厄介、面倒、困る)
という理論です。米国のトランプさんや北朝鮮のあの方もこれを実践しているのかもしれません。(意図的にやってるなら凄いよね)
そして、舐められ対策として「狂人理論」を実践したら効果的ではないのか
と、先のアドバイスから着想を得ました。
3どうやって実践するの?
我々が実践するにはどうしたらいいのでしょうか。
先の例えのように銃なんてありません(あっても捕まるからね)
それを考えていて
我々でも可能だと思える方法が一つ思いつきました。
それはキレる(ためらいなく怒りを表現する)ということです。
社会心理学者ラリッサ・タイデンスさんの実験の結果より
怒っている人間に対する周囲の印象として
支配的、強い、能力が高い、頭がよい、地位が高い、指導者向き、有能等
を抱くと報告されています。(男性のみです)
こういう印象の相手は舐めにくいですよね。
ということで怒ることにより、相手に上記のような
(一言で言うと有能)印象を与えることができます。
加えて、人間は基本的に揉め事や争い事を嫌うので
こちらがガチでキレることにより、相手はいざこざを嫌って逆らわなくなったりもします。(間違いなく嫌われるでしょうけどね)
以上のことから、怒ることが舐められ対策と有効な点として
1怒ることは相手に有能だと印象を与える。
2こいつは報復を恐れずにガチでキレてくるという狂人の印象を与え、それが抑止力になる
4キレることが難しい人へ
そういう人に対して推奨するのが「愛想を悪くしろ」
ハーバード・ビジネススクールのテレサ・アマビルさんの研究では
(感じの)いい人には優しい、温かいというポジティブな印象を抱く反面
頭が悪い、気弱という印象も抱かれると報告しています。
またハーバード大学のエイミー・カディ氏の自発的特徴推論では
温かい印象の人=能力が高くない 冷たい印象の人=能力が高い
という印象を抱かれると報告されています。
よって、あえて愛想を悪くして冷たい印象を周囲に与えることで
周りはあなたを舐めづらくなるかもしれません。
5まとめ
舐められ対策として
1キレろ 2愛想を悪くしろ
そうしたら少しマシになるかもしれません。
絶対嫌われるけどね笑